日々の雑記

23区のはずれに住む37歳の日々の出来事

二流大学に行くなら他の選択肢を探すべき

と言う記事を読みました。その通りだなと思う反面、二流大学でもいいんじゃないかなと思いました。第一、一流大学と二流大学の区別ってどうするんですかね?僕はその二流大学にすら入れませんでしたが。

しかも進路が決まらずに高校を卒業してから進路が決まるまで二年間も費やしてしまいました。

 

 

二年も費やして入ったのは専門学校でした。入学試験はとても簡単でした。専門学校はとにかくたくさん入学させて、入学金を取る事で儲けていると思います。

僕は医療系の専門学校だったんですけど、みんな入学した段階で最終目標は決まっています。国家試験の合格です。それ以外はありません。

 

 

学校はとにかく厳しかったです。

 同じ国家資格を取れる大学もあり、大学生が四年かけてする勉強を三年でやらなければならないからです。遅刻、欠席にも厳しく今でもたまに寝坊して焦って学校に行く夢を見ます。

 

 

 クラスには多種多用な人がいました。僕のように大学に入れなくて流れて来る人、何回も留年をしている人、大学を中退してきた人、大学を卒業して就職出来ずに来る人、何年か仕事をしてたが辞めて来る人、あとヤンキー。

 

入学時に120人位居たのが留年、退学で卒業時には半分程度に減っていました。とにかく容赦ないです。国試の模擬試験で規定の点数に届かないと、国家試験を受けさせてもらえませんでした。

 

 

専門学校は国家試験の合格率を何より気にします。なので受かる見込みの無い生徒には国家試験は受けさせません。専門学校時代が人生で一番勉強をしました。そして何とか国家試験に合格し、今の仕事に就く事が出来ました。

 

僕の話はこれくらいにして、

とにかく一流大学だろうと二流大学だろうと大学入試を人生の目標にするべきではないと思います。

 

例えば東大医学部の第111回の医師国家試験の合格率はいくつ位だと思いますか?

 

 

 

90%を下回っています。何故なのか?東大医学部と言えば日本で一番頭の良い人達とも言えますよね? どうして100%じゃ無いのか?

それは東大医学部に入った時点で人生の目標を達成してしまったのでは無いかなと思います。

そこを人生の目標にして生きてきて目標を見事達成し燃え尽きてしまう。もちろん一部の人だけだと思いますが。

 

だから一流大学でも二流大学でも入学してから何をするのかと言う事だと思います。大学って勉強する所ですよね。サークルをやる為に行く場所じゃ無いですよね?

 

勉強は一生して行くものだから。僕も就職してからずっと勉強しています。