日々の雑記

23区のはずれに住む37歳の日々の出来事

投資用マンションで死にそうになった話

何年か前の話である。どこで入手したのかわからないが、ある日突然電話がかかってきた。投資用のマンションの勧誘だ。

 

節税だとか保険の代わりだとか言ってしつこく会う約束を取ろうとしてきた。

 

はっきり言っておきます。

このような電話が来たら、「私には必要ありません」と言い、有無を言わさず電話を切りましょう。そして着信拒否に登録しましょう。

相手に失礼だとか、申し訳ないとか考えてはいけません。相手はその甘さにつけ込んで来ます。

 

 

僕は甘さを見せてつけ込まれて契約までしてしまいました。

 

 

なぜこんな事になってしまったのか?

 

電話がしつこくはっきりと断らなかった。全く知らない人にさえいい人でありたいという思いから付け入る隙を与えてしまった。

 

なので会う約束をしてしまった。

 

会ってしっかりと断ろうとその時は思っていた。

 

またはっきり言っておきます。電話で断れない人は実際に会うと100%断れません!その気が無いなら絶対に会う約束はしてはいけません。しっかりと断りましょう。僕も今は上に書いたように対応しています。

 

 

さて実際に会う約束をして午後の8時位に近くのファミレスで会いました。一通り話を聞いて、必要ないと伝えました。

「はいそうですか」とはなりません。

契約すると言うまで同じ話をひたすら繰り返します。契約すると言うまで帰らしてくれません。

その日もファミレスの閉店の午前2時まで帰れませんでした。しかも次の日また会う約束をしてやっと帰る事が出来ました。

もう恐怖です。住んでるマンションも知られていて、最寄り駅も知っている。怖くて仕方なかったです。

 

次の日に会いに行くと、相手は2人になっていました。もう断れる訳がありません。また閉店時間まで話を聞かされてとうとう契約を結んでしまいました。確か1500万位の中古のワンルームマンションでした。

 

僕はこの苦しみから早く解放されたくて、終わりの方はこの投資用マンションはとても良い物なんじゃないかとさえ思う様になっていました。無理やり自分を納得させて契約してしまいました。

 

次の日奥さんにその事を話すと、とても怒り口を聞いてくれなくなりました。その時僕はとんでもない間違いをしてしまったと思いました。

 

それから急いで消費者生活センターに相談をし、内容証明クーリングオフを送り契約を無しにしてもらいました。担当してくださった

方には怒られたけどとても助かりました。

 

しばらくは電話が鳴るのがとても怖かったです。

生きた心地がしなかったです。