日々の雑記

23区のはずれに住む37歳の日々の出来事

透析ってそんなに悪い事なのか?

最近何かと槍玉に上がる透析ですが、僕の個人的な意見を述べたいと思います。

 

まず何故透析が悪く言われているのか原因を考えてみたいと思います。

様々な原因で腎臓が悪くなり透析になってしまうと、透析無しに生きていくのは腎移植するしかありません。

そして透析にはとてもお金が掛かります。1年間で1人あたり500万位で掛かるようです。確かに高いですね。そして透析をしても腎臓は治らないので死ねまで一生透析を続けるしかありません。さらに透析をしている人は年々増加しており2015年の調査では32万5千人位いるそうです。

 

不満に思っている人の原因は完治しない治療にとても高いお金がかかり続けるからだと思います。透析患者は増加し続けているので治療費はどんどん増え続ける一方で生産年齢人口の減少により税収は下がっていく。

健康な人や若者は不安と不満で一杯なのかなと思います。

僕も将来は不安です。テレビのニュースでも毎日のように話題になっていますよね。日本の少子化、高齢化問題。

僕は子供が3人も居ますし、子供の将来の事も心配です。

この不安と不満が透析治療にぶつけられているんだろうと思います。

でも良く考えてください、透析治療が無かった時代なら死んでしまっていた人達が現代では生き続けられるという事を。昔の人からすれば奇跡のような時代だと思います。

その治療を誰もが受ける事が出来るのは日本くらいじゃ無いんですかね。誇らしい事だと思いますよ。

ただ確かにこのままでは財政的にも厳しいと思うので患者さんの負担する額も増えて行くと思います。今は月に1万円の自己負担だけですからね。

僕は透析は凄い治療法だと思っています。

そしてそれを許容出来る国であって欲しいと思います。